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バタバタママのNY日記

夫の転勤のため2人の娘と2回目のNY暮らし。マンハッタンで気楽に過ごした前回と違い、教育問題を抱えて今回はちょっと大変かも・・・。

日本のことを正しく伝える

 最近、少しだけ英語がうまくなったような気がする。

 もともと用件を伝える事は出来ていたのだが、最近になって、アメリカ人と話している時、ちょっとしたことを付け加える事が出来るようになった。街で会った知らない人と他愛の無い会話をしたり、パーティーで色々な話をするのも少し楽になってきた。

 日頃、アメリカ人から聞く英語の他に、テレビやラジオを聞いたり、新聞を読んだりして入ってくる大量の英語の言い回しが少しずつ定着してきたのかもしれない。それと、子供の学校の事とか、日常生活に必要な事とかを必死に伝えようとしてきた成果かな。

 何かトラブルが起こると、それを英語で解決するのは、とても大変なので、自分の中にパワーが残っていない時は、主人に押し付けてしまう。だけど、意欲があるときは、ああ言ったりこう言ったりして何とか解決すると、とても気持ちが良いし、その分、確実に英語力が上がっている気がする。

 ところが、最近、まだまだだな~!と考え込んでしまう事があった。

 以前に書いた、毎週行っている英会話のクラス。年配のアメリカ人の女性が日本人を始めとした外国人8人くらいに教えてくれている。そこではレッスンのほかに、皆、日ごろ困っている事や、自分の国の事などを話し、皆がそれに対して意見を言って、いわば人生相談の場であり、ストレス解消の場にもなっている。こんなに自分から自由に英語を喋れる場は他にはないので、私にとっては貴重な時間だ。

 このクラスは、10年以上続いていて、先生は、その間にたくさんの日本人から日本の情報を色々得ているのだが、先生の中に出来上がっている日本のイメージが、ちょっと首を傾げたくなるものが多いのだ。

 先日のクラスで、ある日本人が、「私の就職の時は、一人暮らしをしていたので、良い会社に入るのが難しかった」と言ったので、その当時、企業の女性社員の採用条件に、“親と一緒に住んでいる”ことが含まれていたことを日本人の皆が話した。

 他の外国人が、「なぜ?」と聞いたら、先生は、日本がどれだけ遅れた国かみたいなことを、興奮しながら、エンエンと話し始めた。

 話を聞いていると、「戦前の日本でもそんなことはなかったよな~」と思うような事まで言っていた。訂正しなければ・・・と思いながらも、先生があまりにもとうとうと話すので、めんどうになって、ほとんど訂正しなかった。

 先生は、どちらかというと思い込みの激しいタイプなので、いったん思い込んだら、ちょっとやそっとでは訂正できない。

 他の日本人も、訂正したいと思っていたはずなのだが、何も言わなかった。「いつものこと・・・」と聞き流していたのだと思う。

 英語で自分の国の社会や文化、習慣のことを伝えるのは、本当に難しい。きっと、今まで、私を含めた日本人が舌足らずに伝えてきたことが少しずつ誤解を生んでしまって、それを思い込みの激しい先生がどんどん広げて、とんでもない日本像が出来ているのだ。

 レッスンが終わった後、とても後味が悪かった。やっぱり、少しずつでも良いから、先生の中にある日本の姿を変えていかなきゃ。そのために、どういう風に言えばわかってもらえるのか、作戦を立てて、言っていかなければ。

 単純に英語力の問題だけでもないので、うまく伝えられるように、日本のことももう一度勉強する必要もあるかもしれない。

 アメリカ人に日本の事を正しく伝える。これが私の当面の課題だ。これがしっかり出来るようになった時は、かなり英語が上達した時だろう。

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