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バタバタママのNY日記

夫の転勤のため2人の娘と2回目のNY暮らし。マンハッタンで気楽に過ごした前回と違い、教育問題を抱えて今回はちょっと大変かも・・・。

ミュージック・レビュー

 次女のミドル・スクールでミュージック・レビュー(歌と踊りの音楽会のようなもの)があった。9月の新学期が始まる前から、キャスト募集のお知らせが送られてきていて、希望者は歌手、ダンサーに分かれてオーディションを受けた。娘は、興味はあったのだが、まだ英語に自信がなかったので、今回はパスした。

 9月に入ってから、キャストの子供達は練習に励んでいて、先週なんか、毎日5:30pmから9:00pmまで練習があったらしい。宿題やテストの勉強に影響が出るという親からの声も、ちらほら聞こえてきたくらいだ。

 本番は金曜日の夜と土曜日の夜の2日間あった。次女のお友達が出ていたので、土曜日に次女と2人で見に行った。

 ショーは、おそろいの紫のTシャツを着たキャスト全員による、「ハイスクールミュージカル」の“We're All in This Together”の大合唱で始まった。子供達が通路にまで出てきて歌い、前方のステージの上や下では何人もの子がバック転やら側転やらをあっちからもこっちからもやっていて、かなり盛り上がった。

 次からは何人かずつ出てきて、バレーのような踊りを披露するグループがあったり、ちょっとした台詞のやり取りがあった後に歌と踊りがあったり、一人で歌を独唱するなんていうのもあって、飽きずに見ることが出来た。踊りは、かなり本格的にやっている子もいるようで、見ごたえがあった。歌も、独唱した子なんかはとてもうまかったし、他の子も、結構上手に歌えていて、聞き応えがあった。

 びっくりしたのは衣装や舞台装置だ。どこからお金が出ているのかわからないが、かなり本格的だった。ダンスをする時の綺麗な衣装はもちろん、子供達がポップコーンになったり、食パンになったりする時の衣装まで、プロの手によると思われる衣装が、次から次へと出てきた。

 プロの手といえば、演出、振り付け、音楽など、プロの大人がかかわったとしか思えない内容だった。後で調べてみたら、演出をやっていた人は、近くの教会の音楽ディレクターで、CDも出している人だった。他の人もかなり本格的なので、プロか、プロ崩れみたいな人たちじゃないかと思う。土地柄、ミュージカルに携わったことのある人なんていくらでもいるだろうし・・・。そういえば、この辺りの音楽の学校には、皆、ミュージカルを教える講座がある。ミュージカルをやってみたい子供の数も多いだろうし、先生にも不自由しないからかな。ブロードウェイのようなミュージカルを子供の頃から習えるなんて、何だかとってもうらやましい。

 
 

 

 

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フットボール

 長女のハイスクールでフットボールの試合があった。相手は近くのハイスクールで長年のライバルだ。日本で言えば早慶戦のようなものらしい。今までもフットボールの試合は毎週やっていたのだが、今回はライバルが相手とあって、ハイスクールでは異常な盛り上がりだったようだ。

 まず、3日前、黒と白の洋服を着てくるようにどこからとも無く指示があったらしい。。2日前はミス・マッチの洋服ということで、右と左の靴下を変えてきたり、とても変な組み合わせの服を着てきた人たちがいたそうだ。そして前日にはかなりの生徒がチームカラーの洋服を着てきていたらしい。

 当日、主人と娘二人が観戦に行き、私は車で送り迎えをした。試合会場はすごい人だった。色々な所に特設の駐車場が出来、警察官が交通整理をしていた。スタンドは人でギュウギュウ詰めだった。

 試合は接戦だったので、随分盛り上がり、皆で応援して、とても良い雰囲気だったらしい。結局、娘のハイスクールが1点差で勝ち、主人も娘二人もとても喜んで帰ってきた。

 これだけ町中で盛り上がるのだから当然、フットボールの選手は学校のスターだ。試合の前日には校内のあっちこっちに選手の顔写真がはってあったそうだ。

 試合では、チーム紹介の冊子を売っていて、寄付ということで主人が5ドルで買って来た。パラパラと中身をめくってみてびっくりした。チームのメンバーやチアリーダーの紹介、試合のスケジュール、チームの歴史などと共に載っていたのは、選手の家族が載せている選手への応援メッセージの数々。たぶん、ページを買う形で載せているのだと思うが、家族によってページの4分の1、ある人は2分の1、または1ページ全部を使って、息子とチームへの応援のメッセージを載せている。息子の写真を載せているメッセージもたくさんあって、中にはブロマイドのような写真まである。

 メッセージはたとえば“Go ○○(息子のファーストネーム)! We Love You. The ○○(苗字)family"といった具合。“We are so proud of you! Love, Mom, Dad, ○○(たぶん他の家族の名前)”なんていうのも結構あった。ハイスクールにもなって、皆が買う冊子にMom, Dad なんて書かれて、本人はどんな気持ちなんだろう。日本だったらそんなことは、子供が、絶対に阻止すると思うんだけど・・・。

 他の日本人に聞いた話だが、以前、試合の前夜に、選手が自分の背番号のユニフォームを来た母親に花束を贈る儀式があったらしい。

 前から、この辺の人はとても教育熱心で、ちょっと過保護気味だな、と感じていたが、その思いを一層強くした。

 子供さえ嫌じゃなければ、親としては楽しいかもしれないけどね。
 

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