FC2ブログ

バタバタママのNY日記

夫の転勤のため2人の娘と2回目のNY暮らし。マンハッタンで気楽に過ごした前回と違い、教育問題を抱えて今回はちょっと大変かも・・・。

 ここのところ、木々の葉っぱがほとんど落ちてしまって、景色はすっかり冬になった。歩いていると、何か様子が違う。「あれ、ここの家、ペンキを塗り替えたのかな。」「あ、この家も、ちょっと感じが違う。」・・・しばらくそんな感じばかりしていて、ハタと気が付いた。そうだ、庭の木の葉っぱが落ちたせいで、道路から家が良く見えるようになったんだ。それに気が付いてから、近所の家を見るのが楽しみになった。「こ~んな家があったんだ」なんて、家や庭の様子を見ていると飽きない。

 こちらでは、あまり窓にカーテンをつけていないのか、夜、電気がついていると、中がまる見えの家が多い。置いてある家具から、掛けてある絵まで、全部見えてしまう。今、私の最優先の課題は、家具や置物をそろえて我が家をいかに家らしくするかということなので、他の家の中を見ると、とても参考になって良い。さすがに、歩きながら家を覗いたりはしないけど、主人が運転する車に乗っているときなどは、じっくりと見てしまう。

 日本と全然違うな、と感じるのは、家の中がまる見えになっていても、決して生活感が感じられないことだ。日本だったら、窓から見える中の様子といえば、所狭しと家具が並んだ部屋の中で、リラックスした格好の家族が皆でテレビを見ている様子だとか、ご飯を食べている様子なんだと思うけど、こちらの家で見えるのは、広い部屋にゆったりと置かれたおしゃれな家具や置物などで、人の姿を見かけることはあまりない。

 こちらの家は部屋数が多いので、ファミリールームやダイニングルームは奥にあって、道路に面している部屋は、お客様用だったり、もしかしたら、外からの目も意識した部屋なのかもしれない。中には窓際にわざわざ大きなティファニーランプを置いたりしている人もいるので、そういうことを考えて飾る人もいるのだろう。

 飾りといえば、そろそろ、クリスマスの飾りが目に付く季節になってきた。この辺でも、庭を綺麗にライトアップしている家がいくつか出てきた。駅前の道路の電信柱にも雪の結晶の形をした電気が付いてとても綺麗だ。クリスマスが近くなるともっとそういう飾りが増えてくるんだろうな。今から楽しみだ。

 裸の木が多くなってすっかり淋しくなった景色を見ていると少し気分が暗くなるけど、クリスマスの飾りって、もしかしたら、そんな気分を盛り上げるためにもあるのかもしれない。
 

スポンサーサイト



PageTop

落葉

 この辺は、自然に囲まれているだけあって、紅葉がとても綺麗だ。10月の初め頃からボチボチ葉っぱが色づき始め、その後はどんどん美しく染まっていった。黄色にオレンジ、真っ赤と、様々な色の木々を見ていると嫌なことも忘れられる。子供達を学校に送っていく途中に、黄金色に染まった、とても形の良い木が4,5本立っていて、毎日見るのが楽しみだ。子供達の喧嘩をどなりつけながらも、そこの前を通る時はちょっと良い気分になる。その他、私が好きなのは、目の覚めるような紅色の葉っぱの木だ。日本のもみじより、もう少し深い紅色をしている。朝もやの中で見る色とりどりの木々は、息を呑むほど美しい。

 この美しい紅葉も、見られるのはあと少しの間だろう。葉っぱがどんどん落ちている。外に出るとどこからともなく葉っぱの雨が降ってくる。庭の芝生は落葉でいっぱいになり、庭の手入れをしてくれるお兄さんたちがブォーっと葉っぱを吹き飛ばして集めると、ゴミ袋4,5袋になってしまう。そして、次の日にはまた、庭は落葉でいっぱいになる。

 車は外に止めてあるので、子供達を送りに行く時は、いつも落葉がどっさり積もっている。「ミノムシだ~!!」なんて喜んでいたら、ある朝、長女が、「他の車はこんなになってないよ。」とつぶやいた。確かに、ここまで葉っぱだらけの車はあまり見当たらない。それからは、反省して、なるべくマメに、葉っぱを取るようにしている。

 それにしても、よくもここまで葉っぱがあるな、と思うほど、街中葉っぱだらけだ。時々おっきなブラシのついた車が来て、道端をゴーっと掃除していくけど、きれいになるのはホンの少しの間だけだ。

 ほとんど葉が落ちてしまっている木もあるけど、まだ綺麗な葉っぱをたくさんつけた木もある。これが全部落ちてしまうと、そろそろ冬。すっかり淋しい景色になったしまうんだろうな。
 

PageTop

学校

 次女が鼻かぜをひいた。他に症状はないのだが、鼻がズルズルしていて、ちょっとかわいそう。「暖かくして、早く寝なさい。」と、ちょっと、早目に寝かせた。

 次の日の朝、次女を起こそうとすると、「鼻が出てつらいので、学校をお休みする。」と言う。日本では小学校4年、5年と無遅刻、無欠席だった子とは思えない。鼻かぜなんて学校に行っちゃえばいつの間にか治っていたのに・・・。

 「熱も無いんだから行ったら?」とか「休むと明日行きたくなくなっちゃうよ」とか言っても「休む」と言って聞かない。学校に行くように声をかけつつも、「一日くらい良いか」、とあきらめかけていたら、危機感を持ったのか、主人が説得を始めた。

 最初は、静かに言っていた次女も、2人がなかなか折れないので、そのうち、「学校なんて嫌いだ!」とか「あんな所、行きたくない!!」とか泣き叫び始めた。これにはちょっとびっくりした。

 宿題がたくさんあって、心も体もシンドイ生活をしている長女に比べて、次女は宿題もそれほどないし、昼間は大好きなディズニー・チャンネルを見まくっているので、それなりに楽しくしているのかと思っていた。だけど、良く考えてみると、学校に行ったら、先生が言っている事はほとんどわからないし、自分が言いたいこともほとんど言えないのだから、つらくないわけはない。特に、次女は日本の小学校では、よくしゃべり、他の子の世話まで焼いて回るようなタイプだったのでなおさらだ。実は結構苦労していたんだな~。

 性格の違いなのだが、長女は、何事も大騒ぎをする。「大変だ」、「大変だ」と言って、周りの人を振り回す。それに比べて、次女は、気になっていることがあったとしても、あまり表に出さない。学校であったことも、長女は逐一報告しているような感じがするけど、次女は多くを語らない。長女は周りの人に話すことでストレスを発散しているのだが、次女は実はストレスを溜め込んでいるのかもしれない。

 その日は結局、主人が何とか説得して、娘は学校に行った。昼間、次女のことを気にして、主人から何度も電話があった。だが、次女は(そんな気がしていたのだが)帰ってくると何事もなかったかのように、ケロリとしている。いつもと同じように、友達のことを話したり、テレビを見たりして楽しそうにしていた。

 結局、どっちの姿も本当なんだと思う。彼女にとって、学校は楽しいところでもあり、嫌なところでもあるのだ。常に“楽しい”と“嫌”の間の塀の上を歩いていて、ちょっとしたきっかけで、どっちにでもなってしまうのだろう。

 そんな次女のため、親としてしてあげられることは、楽しいことを企画してあげること、適度に甘えさせてあげること、そして、つらいことだってあるんだということをわかっていてあげること位しかないんだろうな。


PageTop

ハイスクール

 ハイスクールともなると勉強も難しくなるし、こっちの学校は毎日宿題がたくさん出る。中3の英語の知識しかなかった長女にとって、9月に学校が始まってからの日々は、本当に大変だった。

 平日は家に帰ると2~3時間仮眠を取って、夕食後に宿題をやり始める。読んでくる宿題は私が隣に座って、辞書を引く手間を最小限にするようにしているが、最初のうちは、それだけで夜中になってしまった。

 私が寝に行った後、娘は一人で書く宿題や、算数の宿題、試験勉強をやりはじめ、終われば3時、4時には眠るようだが、大きな宿題がある時などは、そのまま朝まで起きていてしまうこともある。

 あまりにも大変なので、体をこわしてはいけないと思い、「ESLの生徒なのだから、宿題を加減してもらおう」と言っても、「聴講で取っている科目を落とそう」と言っても、「絶対にそんなことはしない」と、なかば意地になっているようだった。どちらかというと今まで日本では優等生で来た娘にとって、何かをあきらめるということが自分で許せなかったのかもしれない。

 次の日までの宿題がありすぎてあせってしまい、2人で読む宿題をやっていても、普通なら簡単に理解できるものも全く理解できなくなることも度々あった。やたらと機嫌が悪くなって私と喧嘩になってしまうこともあったし、泣き出してしまうことすらあった。学校に行って、あまりわからない授業を聞いてくるだけだって十分大変なのに、帰ってからもこんな生活をしているのだから、本当につらかったと思う。

 だけど、このところ、娘の表情が変わってきた。ほんの少しだが、勉強の要領もつかめて来たようだし、学校にも慣れてきて、学校であった楽しい出来事を聞くことも増えてきた。「前は金曜日に帰ってきた時が一番楽しかったけど、最近は金曜日になると明日学校に行けなくてつまらないと思うようになった。」などど言う。まだまだ勉強は大変だけど、学校が楽しくなってきたのは親として本当に嬉しいし、ホッとしている。

 まだ当分はかなりきついスケジュールになると思うので、せめて健康管理をしっかりしたり、話をたくさん聞いてあげたり、娘の一番の応援団として、私も引き続き頑張らなければ。

 

PageTop

ペアレンティング・グループ

 ハイスクールにもミドルスクールにも、学年ごとにペアレンティング・グループがある。ペアレンティング・グループとは、学校の情報を交換したり、子育ての悩みを話し合ったりするための保護者の有志の集まりだ。月に一回、グループの誰かの家に集まって、疑問に思っていることや心配ごとなどを皆で話し合う。毎回、学校関係者をゲストに呼んで話を聞き、皆で質問をしたり、意見を言ったりする。ゲストが帰ると、その他の気になることを話し合う。

 私は、時間が許す限り2人の娘の学年のグループに参加することにしている。話の内容は大体理解できるし、ためにもなる。ただ、私の英語力が足りなくて自分の言いたいことがなかなか出てこないので、発言することはほとんどない。なので、非常に居心地が悪い。「あの無口の日本人は何をしに来ているんだろう?」なんて思われているかも・・・と思うと、行かないほうが良いかななんていう気にもなるけど、それでも何故か行くのをやめられない。自分でも不思議なんだけど、私のビョーキのようなもので、どんなに居心地が悪くても、そういうところに出て行かずにはいられないのだ。

 アメリカ人の友達をつくろうなんて大それたことを考えているわけではない。ただ、難解な学校のシステムを少しでも理解したいと思うし、学校で今、何が起こっているのか、何が問題になっているのか、ともすれば日本人のグループには見えてこない事もしっかり知っておきたいと思うのだ。それが直接、自分の子供の利益になることはほとんどないとは思うし、そう思うとそんなに苦労してまで行かなくても良いかな、といつも迷いつつ、やっぱり毎回行ってしまう。

 自分がどう思われているかということを考えずに傍観者に徹すれば、この会合はかなり面白い。アメリカ人の母親達も日本人の母親達と同じように悩んだり、葛藤したりしているのがよくわかる。
 
 この辺の母親は働いていない人が多いので、子供達のために色々考えて尽くしている感じがする。前にも書いたが、ちょっと過保護気味。長女のハイスクール1年目のグループでは、大学進学のために、どんな科目をどのように取るべきか、どんな課外活動をしたら良いか、皆必死で情報収集している。

 次女のミドルスクール1年目のグループでは、小学校の時に比べて急に難しくなった勉強にとまどっている発言が目だった。ちょっとびっくりしたのは、誰かがノートの取り方や試験勉強の仕方など、“How to study”という科目をやらせるべきじゃないかという意見を出して、少なからず賛同を得ていたことだ。「勉強の仕方」ですか~?それは、やりすぎだと思うんだけど・・・。
 

PageTop