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バタバタママのNY日記

夫の転勤のため2人の娘と2回目のNY暮らし。マンハッタンで気楽に過ごした前回と違い、教育問題を抱えて今回はちょっと大変かも・・・。

突然の来訪者

 こちらに来てびっくりした事の一つに、突然の来訪者が意外と多いということがある。アメリカでは、知らない人が突然訪ねてくるなんていうことは全くないのではないか、と勝手に思い込んでいた。

 ところが、これが結構いるんだなあ。百科事典を売る人、寄付を募る人、署名を集める人。可愛いところでは、ガールスカウトのクッキーや、小学校の文化祭のくじを売りに、子供が訪ねてくることもある。(もちろん、後ろの方にお母さんがいるけど)

 変わったところでは、以前、若い青年が訪ねてきて、「ヨーロッパに留学をしたいんだけど、親がお金を出してくれない。外国のお金があったら、寄付してくれないか?」と言ったことがある。色々なことを言って、妙に説得力があったらしく、主人は少しだけ、寄付をしたらしい。

 少年達の悪ふざけというのもあったっけ。去年の夏のある日の午後9:30頃、呼び鈴が鳴って出てみると、“Trick or treat!!”と、4,5人の男の子が叫んでいた。「Halloweenじゃないでしょ!」と返すと、「日にちを変えたんだ。ハム一枚でも良いからちょうだい!」と言ってきたので、思わず、そこにあったクッキーを一袋も渡してしまい、後で、ちょっと後悔した。シャレなんだから2-3枚で良かったのにな~。癖になると困るし・・・。でも、それっきり、現れなかった。

 セールスや寄付、署名なんかで来られると、断るのに一苦労だ。日本語のようにはうまく断れない。署名だと、「外国人だから。」と言って断れることもある。寄付だと、「他でやっているから。」とか、とにかくその場しのぎのことを言ってみるしかない。

 先日、日本人の友人の家に行ったら、家庭教師の売込みが来たときに、“ノー・イングリッシュ”と言って断っていた。そうか、その手があったのか、と思ったけど、それも、いざとなると、言えないかも。

 そういえば日本人の中に、「私はこの家のナニー(子守)だからわからない」って言うって人がいたけど、それだけは、どうしても出来ないな。

 ナンヤカンヤ言いながらも、数をこなして、あまり角を立てずにスマートに断れるようになると良いな。


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ブルドッグ

 長女のピアノの先生の発表会を見に、マンハッタンへ行ってきた。長女は8月にポルトガルのミュージック・フェスティバルに参加することになっていて、そこに一緒に行く他のメンバーに会うために行ったのだ。

 発表会が行われたのは、生徒の家だった。アッパー・ウエストにある素敵な家で、中に飾ってあるものが、とても前衛的な美術品ばかりだった。壁中に掛けてある絵も、ちょっと理解できないようなものが多かった。ふと見ると、仏壇のようなものがあって、その前にはお米が供えてあったのだが、なんと、中にあったのは、テレビだった。

 観客席の後ろの方には、大きなテーブルがあって、そこにはケーキやら果物、ジュースなんかが並べてあって、皆、好きなときに飲んだり食べたりしていた。私達一家は、少し遅く行ったので、一番後ろの椅子に座って、小さい子達が弾くピアノを見ていた。

 その時、私達の方に犬が歩いてきた。何気なくその犬を見てビックリ!!!その犬は、今まで私が見たことが無いような顔をしていたのだ!たぶん、ブルドッグだと思うのだが、今までの私のブルドッグのイメージがぶっ飛んでしまうほどのすごい顔をしていた。

 その犬は、よくブルドッグにあるような皺はあまりなく、つるんとした顔をしていた。鼻はつぶれていて、口は受け口。その口から歯が一本だけ曲がって突き出している。目をおっきく見開いてこっちを見ていた。

 あまりにビックリして、発表会の途中でなければ逃げ出してしまったかもしれない。なぜか、その犬は、私達が気に入ったらしく、近くを離れようとしない。私の顔をジッと見ていた。私は、その強烈な顔としばらく見つめ合ってしまい、とても動揺してしまった。表情が全く無いのだが、ずっと私の目を見て、何かを一生懸命訴えている。その間、私は、目をそらすこともできず、ほかの事を考えることもできず、ただただ動揺していた。

 そのうち、この犬は、「可愛がってくれ!」って言っているんだっていうことがわかってきたのだが、触る勇気は無い。「どうしよう~」と思っているうちに、犬はあきらめたのか、くるりと後ろを向いて(それでも私達の近くを離れず)寝そべってしまった。その寝そべる時の姿が、何とも不器用で、間抜けな感じだった。

 こんな犬がいるんだ・・・。ホント、衝撃だった。何とか気を取り直して、発表会が終わった後、ポルトガルに行く人たちと色々話して、とても有意義な時間をすごせたが、その時の衝撃は今も忘れられない。

 家に帰って、ベッドに入った後、犬のことを思い出した。そうしたら、そのことばかり考えて、しばらく眠れなくなってしまった。

 なんで、あんな顔をしているのだろう。可愛いって思えるところがまったく無い。体つきも、太めであまりかっこ良くない。あの姿で、「可愛がってくれるんでしょ」って迫ってこられてもな~。飼い主は、この犬を可愛がって撫でたりするのだろうか?あの顔で、いったい、何を考えているのだろうか。

 考えているうちに、もう一度見たくてたまらなくなった。主人に話すと、「どうしても見たいので、会わせてくださいって言ったら、きっと喜んで会わせてくれるよ」なんて、言っていたけど、それも、ちょっと出来ないよな~。しょうがないので、ネットで色々調べて、あの犬に近い写真を探してみた。あの犬と同じようなタイプはいなかったけど、同じように強烈なブルドッグの写真は、結構あった。(たとえばココ http://http://www.photos-animaux.com/photos,chiens,bulldog_anglais;2.html

 その後も、時々、写真を見ては、喜んでいる。要するに、私はブルドッグにとりつかれてしまったようだ。ブルドッグを飼っている人って、あの不細工さ(あっ、言っちゃった!)がたまらなく可愛いんだろうな。

 色々考えているうちに、ブルドッグの魅力がわかってきてしまったようで、ちょっと怖い。



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