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バタバタママのNY日記

夫の転勤のため2人の娘と2回目のNY暮らし。マンハッタンで気楽に過ごした前回と違い、教育問題を抱えて今回はちょっと大変かも・・・。

バスケットボール

 次女が入っていたバスケットボールのシーズンが終わった。こっちの部活は、日本と違ってシーズン制。バスケットは、12月から3ヶ月のウィンタースポーツだ。次女が突然バスケットをやると言った時は、少しびっくりしたが、本人が色々と考えた末に決めたことだった。アメリカ人の中に入っていきたいという思い、それと、これは私が考えも及ばなかった事なのだが、日本に帰った時に、何か出来ることがあったほうが受け入れてもらいやすいと思った様だ。

 とにかく、日本人が一人の状態で、どちらかというとメジャーなスポーツに、決して運動が得意ではない次女が入るということは、よほど固い決意が必要だったと思う。それなのに、傍から見ていると、さっさと決めて、さっさと行動に移したという感じだった。

 こっちのクラブは、3ヶ月しかない変わりに、毎日練習がある。そして、シーズン後半になると、週に1~2回試合がある。試合には、チームのメンバー全員が出る。“補欠”みたいな制度はない。次女は、私の影響か、23番という背番号(Michael Jordan の背番号)を選んで、ホームの時は白、アウェイの時は赤のかっこいいユニフォームを着て試合に出た。

 バスケットは初心者に等しい次女が“活躍する”ということはなさそうだったが、頑張っている姿が見たいと思い、「試合、見に行ってもいい?」と、何回聞いても、「いいよ。来なくて。」と答える。「いいよ・・・って、行っちゃいけないの?」と聞いたら、「駄目。」 ということで、行くのを我慢した。(一番最後の試合のおしまいの10分だけ見たが、次女のプレーしている姿は結局見られなかった。)

 クラブでは、練習や試合以外に、内輪の楽しみみたいなものがある。たとえば、試合の日は、朝からユニフォームを着て行く。その格好で授業を受けるのだ。シーズンの終わりの方では、皆でおそろいのジャージを作った。その他、白いTシャツが配られ、各自決められたチームメイトのために、Tシャツをカラーペンなどでデコレートしてあげる、というのもあった。そして、シーズン最後の日には、皆でそのTシャツとパジャマのズボンで登校した。何とも変な習慣だが、仲間意識を楽しんでいるんじゃないかと思う。

 最後の試合の前の日には、パーティーがあった。チームメートの子の家に、皆が食べるものを持ち寄った。次女が、何か日本らしいものを持って行きたいというので、今まで作った事もないのに、カリフォルニア・ロールを持たせることにした。その上、チームメイトの中に、小麦を食べられない子がいるので、「おにぎりも持ってくる」と、次女が言ってしまったらしく、更に仕事が増えた。英会話のクラスや娘達の送り迎えの合間に全部作るのは大変だったけど、何とか頑張って、おにぎり15個とカリフォルニヤ・ロール4本を作って持たせた。

 パーティーの日、迎えに行ってみると、次女がチームのメンバーと楽しそうに話をしていた。3ヶ月の活動を経て、すっかり皆と仲良くなったようだ。

 こんな風になるまで、結構大変だったと思う。そもそもたくさんの宿題やプロジェクトの提出がある中、毎日練習に行くこと自体が大変だった。その上、まだ、コーチの言っている事がわからない時もあって、それも辛かったようだ。それなのに、文句一つ言わずに、黙々と行っていた次女は、本当に立派だった。頑張っただけ得たものも多く、この経験を経て、ひとまわり大きくなったように感じる。

 よく頑張ったね。今はただ、誉めてあげたい。


 


 

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Super bowl XLII

 日曜日にSuper bowl があった。 アメリカでは、foot ball はとても人気のあるスポーツだ。特に、プロフットボールのアメリカ一を決めるスーパーボールには、みんな特別な思い入れがあるようだ。ウチでも毎年Super bowl のある日は、フィンガー・フードを作って皆でテレビを見る。

 「今年は何を作ろうか~」などと言っていたら、主人が、「去年の失敗を繰り返さない様にしないとね。」と言う。何だっけ・・・とよくよく聞いてみたら、昨年は、私が台所で手の込んだフィンガーフードを作っている間、主人は一人でゲームを楽しんでいて、私がキレタらしい。そういえば、私は、ハーフタイムショーのプリンスが素晴らしかったことを覚えているだけで、ゲームの事は何も覚えていない。

 そんなことにならないようにと、今年は、お昼ごろ主人と買出しに行って、暖めるだけのバックリブとか、ホタテやエビ、ソーセージなど、手のかからないものと、野菜スティックの材料、サルサにチップ、グァカモーレ用のアボカドなどを手に入れ、主人と二人で、試合が始まる頃には、すっかり準備をしてしまった。

 今年は、地元、New York Giants が出場するとあって、普段はフットボールなどあまり見ない私でも、グッと力が入る。対戦相手のNew England Patriots は、これまでの成績が18-0と、負け知らず。賭けの現場では、Patriots が勝つことに賭ける人は、10点差以上の点差で賭けないと、賭けが成り立たないということだった。そんな話を聞けば聞くほど、応援のしがいがあるというものだ。

 「早々と負けが決まったら嫌だね~」なんて、私たちも、勝つ可能性が少ないことを承知で見ていた。ところが、試合が進むにつれ、もしかして・・・なんて気持ちがどんどん膨らんでいった。

 4th quarter残り2分ちょっと。Patriots にタッチダウンを決められて、14対10でPatriots のリード。正直、私は、「もうだめだ。」と、見るのが辛くなってきた。

 ところが、残り約一分。Giants のQB、Eli Manning が、つぶされそうになりながらも何とか抜け出してDavid Tyree に長いパスを出し、それをTyreeがすごい態勢で死守した。このときは、寝てしまった次女を除く三人で、キャーキャー騒いで喜んだ。本当に、美しいプレーだった。              
(興味のある方はココ↓をクリックしてください。)

 Tyree   Tyree2

 俄然可能性が出てきて、息をつめて見ていると、きれいなパスが通り、残り35秒にGiants のタッチダウン!!もう嬉しくて、皆で飛んだり跳ねたり叫んだり・・・。あとは、ディフェンスが頑張って抑えてくれてGiantsの勝利が決まった。

 いやあ~、久しぶりにスポーツでもりあがりましたね~。Michael Jordan が引退して以来、NBAも余り見ていなかったので、こんなに盛り上がれて嬉しかった。

 地元の人たちもとっても嬉しそう。このニュースを伝えるアナウンサーまで、ニコニコしていて、本当に喜んでいるようだ。試合当日、マンハッタンでは夜通しお祝いをしている人たちも多かったそうだ。今日は、11時から、Giantsのパレードがある。現場には行けないけど、テレビで見ることにしよう。

 嬉しい事がもう一つ。実は、アメリカに来たばかりの頃、駅前の銀行に口座を開きに行ったところ、そこの支店の新規開店の催しとして、NY Giants の人のサイン会をやっていた。私は、その人が誰かわからなかったのだが、せっかくだからと、サインをしてもらい、その上、主人ならわかるかなと思って主人の名前を書いてくれるようにお願いした。とても空いていたので、主人の名前入りのものと無いものの2枚のサインをもらった。ところが主人はそれを見ても誰かわからず、うちでずっとほったらかしになっていた。

 昨日、スーパーボール関連のテレビ番組を見ていて、ふとサインのことを思い出し、調べてみたら、なんと!!!私がもらったサインは、世紀のスーパーキャッチをしたDavid Tyreeのものだったのだ!!「え~!ということは私はDavid Tyree と話をしたことがあるのね~!」と、急に嬉しくなってしまった。(単純だね~)

 試合後の新聞やテレビでは、Quarter Back のEli Manning ばかりフィーチャーされているけど、私としては、真の功労者はDavid Tyree だな、と思っていただけに、本当に嬉しい。「我が家の家宝として大事に取っておこうね。」と主人と話している。


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