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バタバタママのNY日記

夫の転勤のため2人の娘と2回目のNY暮らし。マンハッタンで気楽に過ごした前回と違い、教育問題を抱えて今回はちょっと大変かも・・・。

中毒

 ここのところ、家事がおろそかになっている。あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと思っているのに何も出来ない。その原因は・・・Kiril Kulish。 そう、この間、書いた、Billy Elliot the Musical の主役を演じた子だ。

 昔からのミーハー心に火がついて、ミュージカルを見た日から今まで、毎日毎日、頭のどこかにBillyElliotの音楽が流れていたり、Kiril のことを考えていたりする。

 気がつくと、You Tube などで、Kiril の映像を見ている。映像の数は限られているので、何度も同じものを見るのだが、何故かあきることはない。その日の気分によって、Billy Elliot の場面を見たり、昔のバレーのコンクールや社交ダンスのコンテストの映像を見たり、インタビューを見たり、または Billy Elliot の主役探しのドキュメンタリーを見たり、と一度見だすと、かなりの時間を費やしてしまう。

 色々な記事も隅々まで読み出して、やけに詳しくなって、しかもそれを家族に伝えずにはいられないので、みんなにあきれられている。

 たとえば、Kiril の両親は、ウクライナから移民で、Kiril はアメリカのサンディエゴで生まれた。5歳からバレーを、そして8歳から社交ダンスを始めた。先日書いたバレーのコンクールの優勝のほかに、社交ダンスのコンクールでも、チャンピオンだった。お母さんにピアノを教わって、コンサート・ピアニストとしても活躍していたらしい。Billy に抜擢される前は、お母さんのホーム・スクールで勉強し、朝4:00に起きてロスまで社交ダンスを習いに行き、その後、オーディションなどを受けたりして、午後4時から8時はバレーのレッスンをする、という毎日を送っていたらしい。

 そんな生活の影には、お母さんの強い意志があったようだ。お母さんいわく、ダンスは彼にとって、“しなければならない事”だった。子供に、「これをしたい?」なんて聞かなくても良いの。親がさせたければ、ただやらせるだけ。ハミガキや算数は“しなければならない事”でしょ、ダンスもそれと同じ事。Kiril がダンスを大好きになってくれて良かったけど・・・。

 なるほど。天才の影には常に親の強い信念と惜しみの無い献身があるんだよな。親の努力が実って花開く人はほんの一握りなんだろうけど・・・。

 今も、お母さんは、サンディエゴでのピアノ教師の仕事も何もかも捨てて、Kiril と一緒にNew Yorkに来て、彼を全面的に支えている。インタビューでお母さんは言っている。「Kiril が幸せならそれで良いの。彼はいつも良い刺激を受けて帰って来るし、とても豊かな人間になれると思うから。」

  Kiril の強い意志とたゆみない努力、そしてお母さんのサポートで、Billy Elliot を卒業した後も、素晴らしいダンサーとして活躍してくれるに違いない。彼の一ファンとして、いつまでも応援していきたいと思う。

 Kiril の魅力を少しでもわかってもらいたいので、この間に引き続き、彼の映像を載せます。

 

 ああ、どうしても、もう一度観に行きた~い!!!

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American Idol

 こちらでとても人気がある番組にAmerican Idol という番組がある。2002年から始まって、今回で8season 目を迎えた。アメリカ全土から歌手になりたい人を集め、各地で行われる予選で36人に絞り、その後はハリウッドのスタジオで36人、13人と回を追うごとに人数を絞っていき、最後に一人のAmerican Idol を決めるというもの。

 審査員の 一人、Simon Cowell が審査をする時の、容赦のない発言も人気の一因になっている。だが、審査員が当落を決められるのは、予選の時だけで、その後は見ている人達の電話投票で決められる。

 私も以前から興味を持って、時々は番組を見たりはしていたが、放送のある火曜と水曜両日のゴールデン・タイムは、いつも忙しかったりしてなかなか毎週は見られなかった。ただ、この超人気番組の事は、ニュースや他のテレビ番組でもしょっちゅうやっているので、話題になっている事とか、Idolになった人の事、それに、番組出身の歌手の事などは、大体把握している。(ちなみに、番組出身の歌手には、Carrie Underwood、Jordin Sparks、Jennifer Hudson 等がいる。)

 ここで争う人たちは、本当に歌がうまい。予選を通過してからは、毎週、何かしらのお題に沿った歌を選ばなければならない。必ずしも得意でない歌もあると思うのだが、皆、プロ並の歌唱力を披露する。その上、皆、曲を完璧に自分のものにして歌っている。決してオリジナルを歌っている人の物まねにならないのがすごいと思う。

 今シーズン、気になる人がいて、ちょっと一生懸命見ている。火曜日に歌を披露する時は、コーラスの練習があって見られないので、水曜日の結果のショーを見て、その後に見られるようになる American Idol のサイトで、前日のperformance を必ずチェックするようにしている。

 気になる人というのは、Adam Lambert。 26歳の青年で、高音で歌うスタイルは、70年代のハードロックのバンドのヴォーカルを思い出させる。本当に歌が上手くて、どんな曲でも完璧に歌いこなす。
最初の頃に歌った、I can't get no satisfaction、Black or White で本当にすごいと思ったのだが、その後も、スタイルを変えて、色々な魅力を見せてくれている。先週は、あの辛口審査員のサイモンも、Standing Ovation をしたくらいだ。 

 見た感じは、何となくカッコ良くて、歌ってる時の口元はエルビス・プレスリーをほうふつとさせる時もある。でも、ちょっと万人向けではないかな、という感じ。子供達の感想は、"歌はうまいけど、あまりかっこよくない”とのこと。私も、彼の外見が気に入っているわけではないが、あの歌の上手さは、放っておけない。毎週せっせとperformance をチェックしてしまう。(興味のある方は下の歌のタイトルをクリックして下さい。)

I can't get no satisfaction

Black or White

Mad World


 現在、ベスト7までに絞られたAmerican Idol Season 8。 これからも毎週Adamが新たな一面を見せてくれることを、そして、今シーズンのAmerican Idol になってデビューしてくれることを願っている。




 

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Billy Elliot

  ブロードウェイ・ミュージカル、Billy Elliot を見てきた。あのElton John が音楽を担当したということと、TVで見た主役の三人(交替で演じる)の少年達のバレーが素敵だったことから、昨年始まった時から見たかったミュージカルだった。

 最初のうちは、お得な券なども出ていたのだが、そのうち人気が出てきて、切符がなかなか取れなかった。先日やっと券が取れて、今日見てきたというわけだ。

 いや~、本当に素晴らしかった。もしかしたら今迄見たミュージカルで一番良かったかも。

 閉鎖に追い込まれようとしている炭鉱の町に住む11歳の男の子がバレーに目ざめ、バレー学校をめざすというストーリーなのだが(以前に同名の映画になっている。邦題は、リトル・ダンサー)、主役の男の子が、本当にすごかった。今日の公演の主役は、Kiril Kulish という子が演じたのだが、バレーを踊っても、現代風の踊りを踊っても、タップをしても、バック転をしても、どれも本当に上手くて、ただただ、魅せられてしまった。特にバレーは本当に素晴らしくて、どれだけ見ても見たりないくらいだった。(Kiril Kulish は、どこかのInternational コンクールで2年連続優勝したという実力の持ち主らしい) ちなみに、Kiril は細いのに、全身しなやかな筋肉がついていて、時々シャツから覗くお腹の筋肉は、しっかり割れていた。

 歌はそれほど上手くはなかったけど、きれいな声だったし、演技も上手かった。何と言っても、この年頃の男の子のかわいさ、美しさ、力強さ、内なる怒りなんかがとても良く出ていて、舞台に引き込まれた。ビリーの心の動きを完璧に踊りで表現していた。

 ビリーの友人のMichael も、とても良い味を出していたし、お父さん役をはじめとする他の出演者たちも、とても芸達者だった。舞台装置もとても良く出来ていたし、とにかく楽しめた。亡くなったお母さんとのやりとりの場面では、2度ほど泣いてしまった。

 でも、何と言っても、このミュージカルは、主役のためのミュージカルだった。劇の終わりの方では、観客は皆、Kirilに魅せられていて、彼が踊るたびに、割れるような拍手が沸き起こった。最後には、当然、スタンディング・オベーション。Kiril は、本当に輝いていて、とにかく素晴らしかった。(Kirilの姿を見てみたいとい方はココをクリックして下さい。)

 役の性質上、Kiril は、声変わりをして、背が高くなってしまったら、このミュージカルを降りざるを得ないのだろうが、この先も、きっとどこかで活躍してくれるに違いない。今後とも、この、きらきらと輝く宝石のようなKirlに注目していきたいと思う。




 

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