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バタバタママのNY日記

夫の転勤のため2人の娘と2回目のNY暮らし。マンハッタンで気楽に過ごした前回と違い、教育問題を抱えて今回はちょっと大変かも・・・。

コミュニティー・サービス

 長女のハイスクールでは、卒業までに4年間でコミュー二ティー・サービス(奉仕活動)を合計60時間以上することが課せられている。そして、大学の心象を良くするために、生徒達はたいてい、その倍以上の時間をコミュニティーサービスに費やすらしい。

 一口にコミュニティーサービスといっても、その内容は様々だ。地元の小学校の文化祭のお手伝いから川の掃除、病院での手伝い、ホームレスに食事を用意するというものまで、あらゆるものがある。ハイスクールには、コミュニティーサービスの先生が常駐していて、生徒たちに色々な仕事を紹介している。そこに登録されている地元の団体は、優に100を超える。

 先日日本の新聞で読んだ投書欄によると、日本では、高校での奉仕活動必修化の動きが広がっているにもかかわらず、高校生が奉仕活動をする場所を見つけるのは難しいらしい。

 その点、こちらは奉仕活動先進国。奉仕活動や寄付ということが、生活の一部になっている。学校はもちろんのこと、市や消防署、博物館、公園まで、あらゆる所が寄付を求めてくるし、学校からは、貧しい人のための食料品やおもちゃの寄付を募るメールが頻繁に来る。その他、病気の研究等の資金を集める為に参加者を募って行進する、なんていうことが、しょっちゅう行われている。企業もそれを積極的にバックアップしている。

 これだけ奉仕活動が身の回りにあふれていると、みんな、子供の頃から自然に奉仕活動に参加することが出来る。子供の頃から、困っている人のことを考えたり、社会を良くしたいと感じたり、自分でも人の役に立てるということを経験したりすることは、素晴らしいことだと思う。

 奉仕活動を必修にすることには賛否両論あるだろうが、ハイスクールで必修になっているということも、地域で奉仕活動が活発になることに貢献しているのだ思う。子供も親も、ハイスクールの奉仕活動について考えたことがきっかけでそういう活動に目覚め、その後も自分のこだわりのある分野で活動を続けていく、ということもあるのではないだろうか。

 日本でも、高校での奉仕活動を必修化することで、みんなが社会を良くすることを考え、行動を起こすきっかけになると良いなと思う。



 
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